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イコライザーシーブ

作業日:2015年2月16日

花粉がもう飛び始めているのか、目がショボショボしている今日この頃です。花粉症持ちの方々はまた辛い季節がやってきますね。

 

さて先日、お客様から、弊社では普段点検を行っていないクレーンの巻上ワイヤロープを取り換えてほしいとの事で、取替のワイヤーを持って現場に向かいました。

ワイヤロープを変えるためにイコライザーシーブ(四本掛けクレーンの固定側)を解体すると、シーブピンの軸穴が、丸穴からおにぎり型になるまで摩耗しておりました。

急きょイコライザーシーブも取り換えさせていただきました。

 

原因は、使用頻度が多すぎる、高温、過荷重等々の理由が重なって、軸穴のグリス切れにより、極度に摩耗したと思われます。

 

イコライザーシーブが「キーキー」音がする様でしたら、軸穴部分にグリスを注入する等処置が必要です。

また、イコライザーシーブ側のワイヤーを引っ張ると「カタカタ」と振動が伝わったり音がする場合は、写真のように軸穴やピンが摩耗している可能性が高いのでシーブ部の確認が必要です。