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クレーン講座 第11回 性能検査について② 検査の当日の流れについて

作業日:2020年2月

クレーン講座第11回目は 性能検査の検査当日の流れについてご紹介します。

 

下記は、検査当日の流れです。(※あくまで、一例です、クレーンの設置状況や検査官からの指示により、検査内容は変更されます。)

 

書類検査(検査証、設置届、定期自主点検の点検表など)

当該クレーンの巻上フック、巻上ワイヤー、過巻きリミットスイッチの動作確認。


点検台にクレーンを移動し、クレーン各部の構造(巻上機、サドル、車輪、レールの状態など)及び機能についての点検。

定格荷重に相当する荷を吊り、クレーンのたわみ測定、巻上、横行、走行の動作確認。

 

検査に合格すると、クレーン検査証(写真1)が交付されます。

なお、クレーン検査証の有効期限は2年間ですので、2年後に再び検査を受ける必要があります。

 

次回は、定期自主検査についてご紹介します。